古き良き時代のものを快適な住宅に取り入れる、古材でしか出せない味わいがここにあります。
Step1
4段組の大きく力強い梁。長年のほこりや煤が、建物の歴史を感じさせます。Step2
煤竹(すすだけ)の色がとてもきれいです。Step3
解体後、材料の形状を調べ番号を付けて保管します。この大梁はまだまだ現役でがんばって貰えそうです。これから二つとない家を作っていく醍醐味が味わえます。Step4
墨付けキザミの始まりです。大工さんの大仕事です。積もり積もったほこりを落とし、墨付けキザミ、そして仮組みを行います。Step5
とにかく古材は大きくて重いです。曲がっているので墨付けも時間を要します。今では、プレカットが主流なのでレアな作業です。Step6
大工道具の「生きた化石」絶滅寸前の釿(ちょうな)を使用して大梁の形を整えます。Step7
材料は一点ものなので、仕口(しぐち)の加工にも神経を使います。Step8
仮組み・解体を繰り返し、その後材料を磨いて建方の日を待ちます。Step9
建方当日、無事組み上がりました。古材の黒が青空に非常に映えます。ビニールで養生をして屋根が出来るまで雨を防ぎます。完成!
下から天井を見上げたところです。