栃木県産材の家づくり

栃木県産材

山本工業では地域材を使った家づくりをしています。
弊社で扱う杉・桧の産地は栃木県産です。
栃木県・茨城県の県境にまたがる八溝山系(やみぞさんけい)が出荷地です。
八溝杉・八溝桧は全般的に素性が良く、赤みが美しく内装材としても人気があり、関東きっての良材として知られ、材木業界では最も高い評価を受けています。

弊社が使用している栃木八溝材の特徴としては、
・素性が良く狂いにくい
・木目がきれい
・赤みの色が美しい
・曲げ強度が強く95%の材木がヤング係数E70以上を示す
・アカネトラカミキリ虫の被害が少ない
 等々
栃木県は、朝晩の寒暖の差が大きい上に、八溝の山々は積雪もめずらしくありません。
その厳しい風雪に耐え、成長した木々は、とちぎの家づくりに最適な木へと成長します。
県産材

いま、日本の森林がかかえる問題

戦後の拡大造林政策によって造林された人工林の樹木が、生長して伐採期を迎えています。
しかし、木材の需要減少や、輸入材の増加などによって伐っても資源としての価値が低くなるため、その多くが手をつけられない状況にあります。
「木は二酸化炭素を吸収する」と思われていますが、二酸化炭素の吸収量は樹齢50~60年でピークとなり、100年を超えるとその機能はほとんどなくなると言われています。このままでは二酸化炭素を吸収しない樹木ばかりになってしまうのです。十分に成長した樹木は資源として活用し、新たに植樹した若い木を育てて二酸化炭素の吸収量を増やす必要があります。
資源が豊富にありながら30%(※)を割り込んでいる木材自給率を上げる努力が求められているのです。
(※)林野庁:森林・林業白書(平成21年版)より

人々の身体が、生まれ育った環境に適合するように、家も、地元の木を使うことが、最も自然で最適な使い方ではないでしょうか。
栃木県に家を建てる際に栃木の木を使うことで、自分たちが暮らしている身近な山々が、元気を維持することができます。
その山々の活性化は、川・海・空気の浄化に繋がるはずです。
私たちのまわりの自然がもっと豊かになれば、私たちの暮らしも一緒に豊かになることでしょう。
そして、豊かな自然を子孫に残すことができるのです。
伐採

植樹

森林は私たちが守り、つくり、育てることの出来る再生可能な資源

「豊かな森林は豊かな海を育む」
地元の木材を使うことが栃木の森林を元気にし、結果的には森林から流れ出した水で海が豊かになります。

地元の木をつかって森を元気にしたい

地元である栃木の木を使うことは、栃木の森林を元気にしたり、地球温暖化防止につながります。
地元の木材を使うことは、人々の暮らし・環境を守ることにつながる地域材利用に積極的に取り組めるということです。

弊社の考え

私たちの故郷の木によって造られた家は、各々の暮らしに、優しく温もりのある穏やかな生活を、いつまでも住む人に与え続けてくれると、私たちはそう信じながら、この栃木の森と共に、より良い家づくりに取り組んでいきたいと思います。
弊社の考え
家づくりの流れ
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